短納期・高精度・高ROIなロボットシステム

AI

AI Robot

事業の強み

Strengths

CoLab AIロボットの3つの強み

1. 独自技術による高精度な組立動作

これまでのロボット制御では、3次元計測器、ロボットアーム、対象物、部品それぞれが持つ誤差の総和が組み付け精度に影響を及ぼし、0.1mm以下の高精度な組立は困難でした。
CoLab AIは独自の技術でこの課題を解決します。システムの誤差が重畳された後の部品と対象物の位置・姿勢を、リアルタイムに確認しながらロボット動作を生成することで誤差を最小限に抑え込み、組み付け時に発生する反力を制御することで、非接触計測では実現できない0.05mm以下の組み付け精度を実現することが可能となりました。

2. 専門スキル不要の運用を可能にするソフトウェア

これまでのロボット制御で組立動作を実現するには、複雑な画像処理や補正プログラム、熟練したエンジニアによる緻密なティーチングが必要であったため、システムの立ち上げにかかる期間と費用、運用時のトラブル対応と保守を難しくしていました。
CoLab AIは、「人が作業訓練によって習得した、視覚情報と力覚情報から最適な組立動作を生み出す」機能をAIに持たせることでこれらの問題を解決しています。具体的には、作業種別を選択した後、認識させたい部品と対象物の組み付け状態を撮影。部品と対象物を認識できる位置をティーチングするだけで、AIが自動で組立動作を生成します。このため、専門知識を持たない現場のエンジニアでもシステムを構築・保守することができ、遠隔からでも設定変更と動作確認が可能となり、運用コストと工数を大幅に削減します。

3. CoLab AIは、位置決め治具や品種ごとのロボットハンドを不要にします。

従来のロボットでは、位置決め治具と品種ごとのロボットハンドで、対象物と部品の位置・姿勢を事前に決定しておく必要がありました。しかし、CoLab AIはリアルタイムに組み付け状況を捉えながら動作生成するため、治具なしで高精度な組み立てを実現できます。また、部品の把持位置・姿勢に依存しないため、品種ごとにロボットハンドを段取り替えする必要がありません。従って、移動中の対象物にも組み付けが可能となります。これにより、設備投資のコストを抑えつつ、多品種少量生産にも柔軟に対応できる汎用性の高い自動化が可能となりました。

事業の特徴

Features

  • 短納期

    治具レス・プログラムレスにより標準作業であれば2週間でセットアップが可能です。

    1. メリット1

      導入決定から稼働開始までのリードタイムを劇的に短縮し、機会損失を防ぎます。

    2. メリット2

      新製品への対応や生産ラインの変更も迅速。治具の設計・製作にかかる時間とコストを削減します。

    3. メリット3

      専門のロボットエンジニアが不在でも、スムーズな導入と運用を実現します。

  • 高ROI

    AIによる自律制御で、サイズや位置が異なる部品でも認識。多品種少量生産に柔軟に対応。

    1. メリット1

      品種ごとに段取り替えやティーチングが不要になり、非稼働時間を削減して生産性を最大化します。

    2. メリット2

      人件費の変動や人材確保の課題から解放され、安定的で予測可能な生産体制を構築します。

    3. メリット3

      単純作業をロボットに任せることで、人はより付加価値の高い創造的な業務に集中できます。

  • 高精度

    センサーと画像認識の融合により、0.05mm以下の高精度な作業を繰り返し安定して実現。

    1. メリット1

      人的ミスや作業のばらつきをなくし、常に安定した品質の製品を生産できます。

    2. メリット2

      不良品の発生率を大幅に低減し、原材料のロスや手戻りコストを削減します。

    3. メリット3

      これまで人手では難しかった精密な組立や検査工程の自動化を可能にします。