この度弊社が特許出願しておりましたロボットの制御に関する3件の技術について、申請が受理され、特許取得をしたことをお知らせいたします。
取得特許の概要
■特許番号:7576890号
・技術の概要:
この特許は、ロボットアームなどの制御装置をより効率的に動作させるための技術に関するものです。従来の技術では、ロボットアームを動かす際、位置情報だけでなく力や速度などの情報も必要で、調整に時間と手間がかかっていました。
この発明では、ロボットアームが対象物を動かす際に、視覚センサーや力センサーで得られた情報を用いて、自動的に最適な動作を生成します。これにより、従来よりも高速かつ正確に作業を行うことが可能になります。
この技術は、工場での組立作業や、倉庫での搬送作業など、様々な分野でのロボット活用に役立ちます。
・特許登録日:2024年10月24日
・発明の名称:制御装置、制御方法、及びプログラム
・特許権者:株式会社CoLab
■特許番号:7576891号
・技術の概要:
この特許は、ロボットアームなどの制御装置を、視覚情報と力覚情報の両方を使って、より精密かつ安定的に動作させるための技術です。
従来の制御装置では、視覚情報と力覚情報のどちらか一方に偏って制御を行うことが多く、状況によっては誤動作が起こる可能性がありましたが、
この特許では、視覚情報と力覚情報の両方をバランス良く活用することで、より安定した動作を実現しています。
具体的には、制御装置は、視覚情報と力覚情報のそれぞれに基づいて、ロボットアームの動作を制御するための指令を生成します。そして、これらの指令を組み合わせる際に、それぞれの情報がどの程度影響を与えるかを動的に切り替えることで、最適な制御を実現しています。
・特許登録日:2024年10月24日
・発明の名称:制御装置、制御方法、及びプログラム
・特許権者:株式会社CoLab
■特許番号:7583490号
・技術の概要:
この特許は、ロボットアームなどの制御装置を、人の操作を学習させることで効率的に動作させるための技術です。
従来のロボットアームは、複雑な作業をさせる度に、プログラミングによって動作を指示する必要がありました。この特許では、ロボットアームに搭載されたセンサーの情報と、人が実際に操作した際の動作データを組み合わせることで、ロボットアームが自動で適切な動作を学習できるようになります。
さらに、人がロボットアームを操作するだけで、自動的に学習データが収集されるため、複雑なプログラミングや設定を行う必要はありません。
これにより、導入や運用にかかるコストを削減できるだけでなく、より多くの人がロボットアームを活用できるようになることが期待されます。
・特許登録日:2024年11月6日
・発明の名称:制御装置、制御方法、及びプログラム
・特許権者:株式会社CoLab
当社はこれからも、社会の役に立つ様々な技術を提案し、信頼される企業を目指して、まい進してまいります。